
ともだちロボットプロジェクトは、ロボットと人間の関係性に新たな視点を提供し、技術的な革新だけでなく、社会的、文化的な側面から、テクノロジーと人間が融合する未来を模索します。
AIとロボティクスの進化により、ロボットは単なる道具を超え、人間の友だちとしての役割を担うことが可能になりました。日本は、友だちとしてのロボットの存在において、世界的にユニークな位置を占めています。本プロジェクトは、ロボットが友だちとして人間の生活に溶け込む可能性を探求し、そのアイディアを国内外に広めることを目的としています。
1.ロボットと人間の新たな関係の構築と普及
日本におけるロボットと人間との共生の歴史を整理・分析し、日本のロボット文化を世界に広めます。また、異なる文化背景を持つ国々に対して、ロボットと人間との関係性を再考させる機会を提供します。
2.ロボットを通じたウェルビーイングの実現
ロボットと人間の感情的なニーズとの間の架け橋を作り、人間の精神的な健康に寄与します。具体的には、現代社会における孤独や疎外感に対処するための一つの解決策として、ロボットの活用と普及に取り組みます。これにより、人間関係における新たな形を探り、人々の生活に新しい次元の豊かさをもたらすことを期待しています。
ロボットオーナーがロボットを連れてきて遊べる広場
秋祭りをイメージしたロボットによるパレード
ロボットオーナーが写真撮影を楽しめるスポット
衣装を借りてプロのカメラマンが写真撮影
ロボットオーナーによるファッションショー
ロボットの洋服・小物などのフリマ
ロボットオーナーの集い
THE★ROBOTS裏話オンライン配信
オーナーのロボットがちょもろーの間旅をする
ユカイ工学株式会社
ユカイ工学株式会社
「甘噛みハムハム」は、指を差し出すとやさしく甘噛みしてくれる、癒やし系のコミュニケーションロボットです。独自のプログラム「ハムゴリズム」により、噛まれるたびに異なるしぐさを楽しめます。赤ちゃんや小動物のような行動を再現し、心地よい体験を提供します。ミケネコやパンダなど多彩なキャラクターが揃い、毎日の生活に癒やしと楽しさをもたらします。
ソフトバンクロボティクス株式会社
ソフトバンクロボティクス株式会社
2014年6月5日に誕生した身長121cmの人型ロボットです。感情豊かな表現力と人に寄り添った自然なコミュニケーションで人を惹きつけ笑顔にする愛らしいキャラクターが特徴です。主に、介護施設、商業施設、教育機関、家庭などで利用されており、人手不足などの社会課題やユーザーのニーズに応えるようなさまざまなアプリケーション(ロボアプリ)を提供しています。
ユカイ工学株式会社
ユカイ工学株式会社
BOCCO emoは、感情表現豊かな家族をつなぐコミュニケーションロボットです。様々な情報を届け、家族の一員として振る舞います。音声メッセージの送受信やリマインド機能、天気情報の配信、ハンズフリー対話、人が近くにいるかのセンシングも可能です。専用のBOCCO emoアプリでは、家族内でのメッセージのやりとりや、センサの反応を確認することができます。BOCCO emoから送った声はスマホに音声とテキストで届き、スマホから送った声や文字はBOCCO emoがしゃべってお知らせしてくれます。
シャープ株式会社
シャープ株式会社
「ココロを前向きにしてくれる」小さなコミュニケーションロボットです。会話を通じて多彩な動きや返答をし、生活に寄り添った豊富な機能を有していることが特長です。多数のモーターを駆使した精密な動きが好評で、特にダンスは大人から子どもまで楽しめるコンテンツです。毎月のアップデートにより、新しいダンスやアプリケーション、歌、新しい話題などが追加され、進化と成長を続ける人に寄り添ったパートナーです。
株式会社MIXI
株式会社MIXI
会話AIを搭載した手のひらサイズのコミュニケーションロボットで、自然な会話を楽しめる点が特徴です。新たに「視覚機能」を搭載し、見ているものについて会話ができます。また、「長期記憶」で思い出を重ねることができます。さらに、発売後数ヶ月後にアップデート予定の「自然なタイミングでの会話・相づち」「人間のような自然な声」で、まるで人間のような自然なコミュニケーションが可能になります。これらの新機能・アップデートによって「ペットのように癒やし、家族のように自分を理解してくれる」存在として進化を続けます。
ユカイ工学株式会社 代表
ユカイ工学株式会社 代表
東京大学在学中にチームラボを設立、CTOに就任。その後、ピクシブのCTOを務めたのち、ロボティクスベンチャー「ユカイ工学」を設立。「ロボティクスで、世界をユカイに。」というビジョンのもと、家庭向けロボット製品を数多く手がける。2015-2021年グッドデザイン賞審査委員。2021年より武蔵野美術大学教授。
B Lab所長
B Lab所長
ともだちロボット オーガナイザー
東京大学工学部卒業後、マサチューセッツ工科大学メディアラボ客員研究員を経て、NPO法人CANVAS、一般社団法人超教育協会等を設立、代表に就任。株式会社松屋社外取締役。総務省情報通信審議会委員など省庁の委員やNHK中央放送番組審議会委員を歴任。デジタルサイネージコンソーシアム理事等を兼任。政策・メディア博士。著書には「子どもの創造力スイッチ!」、「賢い子はスマホで何をしているのか」、「日本のオンライン教育最前線──アフターコロナの学びを考える」、「プログラミング教育ってなに?親が知りたい45のギモン」など多数。
ICD-LAB 代表
ICD-LAB 代表
〈弱いロボット〉の概念に基づくソーシャルなロボットの研究開発・社会実装を進めるICD-LAB(Interaction & Communication Design Lab)の代表。NTT基礎研究所、国際電気通信基礎技術研究所(ATR)、豊橋技術科学大学 情報・知能工学系 教授などを経て、現在、筑紫女学園大学 副学長・教授、豊橋技術科学大学 シニア研究員など。主な著書に『〈弱いロボット〉から考える 人・社会・生きること』(岩波ジュニア新書)、『ロボット 共生に向けたインタラクション』(東京大学出版会)、『〈弱いロボット〉の思考 わたし・身体・コミュニケーション』(講談社現代新書)、『弱いロボット』(医学書院)など。
シャープ株式会社モバイルソリューション事業統轄部 統轄部長
シャープ株式会社モバイルソリューション事業統轄部 統轄部長
2001年シャープ株式会社入社。携帯電話、スマートフォンの商品企画として多くの商品を世に出した後、コミュニケーションロボット「ロボホン」の企画・開発リーダーとして事業を立ち上げ、2016年に事業を開始。現在は、コミュニケーションロボット事業の他、宿泊施設向けのソリューションサービス、キャッシュレス決済端末など、BtoCからBtoBまで幅広い事業の責任者を務める。
追手門学院大学准教授
追手門学院大学准教授
フランダースの犬に登場する名犬パトラッシュのように人間の心に優しく寄り添い、生涯にわたって味方であり続けるパートナーロボットを創りだすことを夢見て、情報工学やロボット工学に加えて、心理学や神経科学、人類学など様々なアプローチを組み合わせた研究を大学で行っています。自分が作りたいロボットのイメージは、拙書『人に優しいロボットのデザイン「なんもしない」の心の科学』に徒然と書いております。大坂大学 招へい准教授、国際電気通信基礎技術研究所 客員研究員などを兼務。
ソフトバンク株式会社 テクノロジーユニット Chief Scientist室 ROS-SI推進課
ソフトバンク株式会社 テクノロジーユニット Chief Scientist室 ROS-SI推進課
ともだちロボット オーガナイザー
Pepperをきっかけに、各種ロボットイベント・ハッカソンへ参加、実績を積む。のちにソフトバンクC&S株式会社(現:SBC&S株式会社)にてロボットのBtoC向け営業企画、CocoroSB株式会社では感情エンジンの研究開発、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)にてPM、現職に至る。コミュニケーションロボット6社での協業PJの企画担当も兼務中。プライベートでPepperやRoBoHoN等のコミュニケーションロボットを購入。「ロボットがたくさんいる時代にするためにはどのようにすればいいのか」を模索している。
株式会社MIXI Vantageスタジオ Romi事業部 UX企画グループ マネージャー
株式会社MIXI Vantageスタジオ Romi事業部 UX企画グループ マネージャー
新卒で大手ポータルサイト運営会社に入社し、インターネットリサーチ事業やUI・UX改善業務に従事。MIXIには、SNSでユーザーが行動するモチベーションを科学したくSNS「mixi」の分析担当として入社。その後、M&A・PMI業務、グループ会社管理業務を経て、2017年よりRomi事業に立ち上げから参画。現在はRomiのサービスディレクション、マーケティング、ビジネス開発などを担当。
… オーガナイザー